年次計画書の会長所信で、今年度は今一度ロータリーを知りロータリーの歴史を勉強するに相応しい年と書かせていただき、目標の1つに会員のための継続的教育を挙げさせて頂きました。それを踏まえ、今後会長挨拶で月に1度位はロータリーの歴史に関係したお話を、受け売りになってしまいますが取り上げて行きたいと思いますのでお聞き下さい。
今回は日本のロータリー慣例となっているニコボックスについてお話します。日本でのニコボックスの先例を2例紹介しましよう。
先ず大阪RCで昭和6年に始めて罰金箱として目出度い事があっても罰金的な事にも浄財を投入することと決め、これがニコボックスの始まりだったようです。次に東京RCでは昭和10年に社会奉仕委員会が「東京ロータリーホームに収客されている子供達を1日玉川園に招待してお土産を持たせて帰したらどんなに喜ぶだろう」と思いプログラムしました。しかしお金がありません。一般会計の会費を転用するわけにも行きませんし、もちろん充当できる特別会計も有りません。それならと有り合わせのボール箱を取り出して会員の席を回り、ユニークに会員の喜び事を聞きだし「それはお目出度い」と皆さんに披露し財布の紐を解かせ600円の募金を集めました。当時の600円ですと現在の幾ら位になるのでしょうか? 其のお金の御蔭で社会奉仕委員会プログラムの目的を達成することができ、子供達にも喜んで戴けたそうです。
|
 これをきっかけに、何か有る毎にボール箱を持ち出し、お目出度いことの祝いの金を集めにしたのがニコボックスの起こりだそうです。
東京RCの理事会は何時までも品の悪いボール箱ではと三越に恵比寿の像を彫った木箱を作らせたのが第1号のニコ箱で、今では恵比寿像も剥落しているそうですが、いまだにそれを大事に使用しているとの事です。
現在は時代も変わり広島北RCのようにe-mailでニコの受付をしている処もあるようです。「例会を欠席するけどニコニコをしておきたい人。忙しくて例会でニコニコをするのを忘れてしまいそうな時にe-mailをご利用下さい」と呼びかけているそうです。
それでは、豊田東RCにとってニコボックスはどうでしょうか? 皆さんが協力してくれる1年分の収入が一般会計収入予算の1割に相当する程の財源になっているのです。無くなれば年会費に確実に影響するくらい大変重要な役割をしているのです。ですから、ニコニコの意義を充分理解していただきたい。其の上でお目出度い事の多い、楽しく、幸せな生活をしていただくよう頑張っていただき、又そうなる事を信じ今後もニコボックスの協力を多いにお願いし挨拶とします。 |